乳がん検診とその流れ

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当院の乳房診療について

当院の乳房診療について

吹田市のきむらクリニックでは、次のような乳房診療をおこなっています。

  • 乳房に違和感や症状がある方の診察
  • しこりなど乳房疾患の詳しい検査
    (マンモグラフィ検査・超音波検査・細胞診・組織検査)
    ※組織検査(針生検)は事前予約が必要です
  • 良性の乳腺腫瘍の定期観察
  • 乳がん手術後の経過観察とホルモン療法
  • その他、乳房に関するご相談

健康保険3割負担の場合、視診・触診、マンモグラフィ、超音波検査を含めた一連の検査費用は約3,600円です。

このような症状がある場合はお早めにご相談ください

次のような症状がある場合は、乳腺の病気が隠れている可能性があります。気になる症状がある場合は、お早めにご相談ください。

  • 乳房にしこりや硬い部分を触れる
  • 乳房の痛みや違和感が続く
  • 乳房の皮膚にくぼみや赤みがある
  • 乳頭から分泌物が出る(血性分泌など)
  • 乳頭の形が変わった、陥没してきた
  • わきの下にしこりを感じる

乳がんは早期に発見できれば治療の選択肢が広がり、予後も良好になることが多い病気です。少しでも気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関を受診しましょう。

増加する乳がんと検診の重要性

乳がんは女性がかかるがんの中で最も多いがんです。患者数は年々増加しており、現在では女性の約12人に1人が乳がんになるといわれています。特に40代の比較的若い年代に多いことが特徴です。
身近な方が乳がんを経験されているケースも少なくないのではないでしょうか。
乳がんは決して他人事ではありません。自己チェックと定期的な検診を受けることがとても大切です。

乳がん検診の目的

乳がん検診の主な目的は、
乳がんによる死亡を減らすこと(死亡率減少効果)です。

現在、この死亡率減少効果が科学的に証明されている検査方法はマンモグラフィ検査のみとされています。
日本人女性では、乳がんは45〜49歳と60〜64歳の年代に多く発症する傾向があります。そのため、日本では40歳以上の女性に対して、2年に1回のマンモグラフィ検査が推奨されています。

乳がん検診の種類

対策型乳がん検診(住民検診)

国の政策として税金を使って市町村が提供する検診です。科学的根拠に基づいた検査方法(マンモグラフィ)を用い、対象年齢や検診間隔が定められています。

任意型乳がん検診(人間ドック・職域検診など)

個人の価値観と自己判断に基づき、自費で受診する検診です。病院や健診施設、職場などで受けることができます。

乳がん検診のメリットとデメリット

乳がん検診には、乳がんによる死亡率を減少させるという大きなメリットがあります。ただし、検診にはデメリットもあることを理解しておくことが大切です。

偽陰性

乳がんがあるにもかかわらず、検査で「異常なし」と判定されることです。どれほど優れた検査でも、100%乳がんを発見できるわけではありません。マンモグラフィや乳房超音波検査、乳房MRIでも発見できない乳がんが存在します。

偽陽性

乳がんがないにもかかわらず、「精密検査が必要」と判定されることです。結果として不要な精密検査を受けることになり、費用や時間がかかったり、身体的な負担が生じたりする場合があります。また、結果が出るまでの心理的な不安も不利益の一つです。

過剰診断

生命に影響しないほど進行の遅いがんまで検診で見つかってしまうことを指します。本来であれば症状が出ない可能性のあるがんでも、見つかったことで治療がおこなわれ、患者さまや医療に負担が生じる可能性があります。

専門医による検診の大切さ

専門医による検診の大切さ

乳がん検診は、乳がん診療の経験が豊富な専門医療機関で受けることが大切です。
当院では、日本乳癌学会乳腺専門医である女性医師が診療を担当し、質の高い乳がん検診をご提供しています。
乳がんは早期発見により生存率が高まり、治療の選択肢も広がります。

40歳を過ぎたら2年に1回の
乳がん検診を受けることをおすすめします。

ご家族に乳がんの方がいる場合など、リスクが高い方はより早い段階からの検診が大切です。

乳がん検査の流れ

問診票のご記入

医師の診察前に問診票のご記入をお願いしています。
事前にダウンロードしてご記入のうえお持ちいただくことも可能です。
問診票はこちらからダウンロードできます。

問診と診察

まず医師がお話をうかがい、乳房の状態を確認するための視診・触診をおこないます。
診察では乳房全体を丁寧に確認するとともに、わきの下のリンパ節の状態も調べます。診察結果に基づき、必要な検査をご案内します。
症状によっては、診察の前にマンモグラフィ検査を先に受けていただく場合もあります。

マンモグラフィ検査

乳房専用のX線撮影装置を使用する検査です。
乳房を専用の板で挟んで平らにし、内部の状態を撮影します。
触っても分からない微細な石灰化や小さなしこりなど、早期の病変を発見できる重要な検査です。X線を使用しますが、その量は日常生活で自然に受ける程度であり、健康への影響はほとんどありません。女性の放射線技師が担当しますので、安心して受けていただけます。

乳房超音波検査(エコー)

超音波を使って乳房内部の状態を観察する検査です。
痛みはなく、X線も使用しないため、若い方でも安心して受けていただけます。乳腺の構造やしこりの性質をくわしく調べることができ、必要に応じて細胞診や組織検査をおこなう際の位置特定にも役立ちます。

検査結果のご説明

検査後は画像を確認しながら、医師が結果を分かりやすくご説明します。
細胞診や組織検査をおこなった場合は、病理検査の結果が出るまで10日ほどかかります。
高度な画像検査が必要な場合には、提携医療機関をご紹介します。疑問点や不安なことがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。

乳がん検診検査前の注意事項

乳がん検査を安心して受けていただくため、いくつかご注意いただきたい点があります。

  • マンモグラフィ検査では乳房を圧迫して撮影するため、月経前は乳房が張って痛みを感じやすくなることがあります。可能であれば、月経後1週間ほどの時期に検査を受けることをおすすめします。
  • 検査当日は、制汗剤やボディパウダーなどを乳房やわきの下に使用すると、画像に影響する場合があります。検査前は使用を控えてください。
  • 妊娠中または妊娠の可能性がある方は、マンモグラフィ検査をおこなう際に注意が必要です。事前に医師またはスタッフへお申し出ください。
  • これまでに乳房の手術を受けたことがある方や、乳がん検診で異常を指摘されたことがある方は、受診時にその内容をお知らせください。

ご不明な点がありましたら、遠慮なくスタッフにご相談ください。

よくあるご質問

マンモグラフィは痛いと聞きますが大丈夫ですか?

マンモグラフィは乳房を板で挟んで撮影するため、多少の圧迫感や痛みを感じることがあります。ただし撮影時間は短く、多くの場合は数秒程度で終了します。痛みが強い場合は遠慮なくスタッフにお知らせください。

超音波検査だけでも乳がんは見つかりますか?

乳房超音波検査(エコー)はしこりの発見に優れた検査ですが、石灰化などマンモグラフィで見つかる変化を捉えにくい場合があります。そのため年齢や乳腺の状態に応じて、マンモグラフィと超音波検査を組み合わせておこなうことが大切です。

マンモグラフィ検査は痛いと聞きましたが我慢できますか?

痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの方が検査を受けられています。乳房を圧迫する際に不快感や痛みを感じることがありますが、検査時間は数分程度です。月経前は痛みを感じやすいため、月経後1週間ほどの時期に受けることをおすすめします。

マンモグラフィと超音波検査はどちらを受ければよいですか?

両方の検査を組み合わせることで、より確実な診断につながります。マンモグラフィは石灰化の発見に優れており、超音波検査は若い方や乳腺が発達している方のしこりの発見に適しています。

妊娠中でも乳がん検査は受けられますか?

妊娠中はマンモグラフィを避けることが多いですが、超音波検査は放射線被ばくがないため安心して受けていただけます。乳房に異常を感じた場合はご相談ください。

副院長 木村 綾

執筆者

きむらクリニック

副院長木村 綾

経歴

  • 1998年私立川崎医科大学 卒業
    私立川崎医科大学 乳腺甲状腺外科
    市立吹田病院外科 非常勤
    JCHO大阪病院(旧・大阪厚生年金病院)乳腺内分泌外科 医長
  • 2017年きむらクリニック 小児科 乳腺科 開院・副院長就任
    JCHO大阪病院・乳腺内分泌外科非常勤医師

資格・所属学会

  • 日本外科学会外科認定医・外科専門医
  • 日本乳癌学会乳腺専門医
  • マンモグラフィ読影認定医AS評価
  • 乳房超音波講習会A評価
  • 日本病院総合診療医学会認定医
  • 総合判定講習会 講習修了
  • アンチエイジング医学の基礎と臨床 講習修了
  • 緩和ケア(PEACEプロジェクト) 講習修了
  • がん患者さんの性を支援するための研修会研修修了
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